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相談事例01

相談事例01

次々と契約した着物を解約したい

相談概要

知人に無料の食事会に誘われて出向いたら、着物販売店のイベントだった。食事会の後、知人や店員から次々と着物を勧められ、何時間も勧誘され続けて、帰りたくて22万円の着物を契約してしまった。その後もいろいろな理由をつけて電話で店に呼び出され、帯や訪問着も契約したが解約したい。

                               (40代 女性)

 

アドバイス

(1)無料の食事会等への誘いを受けた時は、主催者や会場について確認し、本来の目的を知ることが大切です。

 

(2)知人の誘いで一緒に行くと、その場の雰囲気で断ることが難しいこともあり、注意が必要です。

 

(3)原則店で購入した商品はクーリング・オフすることは出来ません。ただし、販売店独自にクーリング・オフ制度を設けていることもありますので、契約書面を確認することが大切です。

 

(4)また、購入とは別の理由で電話を受け店に呼出された場合は「特定商取引法」訪問販売のアポイントメントセールスになることもあり、クーリング・オフができる場合もあります。

 

(5)クーリング・オフが適用される販売方法は限定されています。いったん契約すると無条件での解約は難しいので注意が必要です。

 

(6)一方、本事例のように、断っているのに勧誘され続け、断りきれずに契約した場合は、「消費者契約法」による取り消しの主張ができる場合もあります。

 

一口メモ
  • 訪問販売とは
    特定商取引法では営業所(店舗や事務所等)以外の場所で行う売買契約や役務提供契約を
    訪問販売と定義しています。営業所で契約したキャッチセールスやアポイントメントセー
    ルスも訪問販売と定義しています。誘い方は政令で詳細に指定されています。
  • クーリング・オフ
    特定の販売形態に適用される消費者の無条件解除権です。権利ですから自ら主張しなければ適用されません。また事業者への通知は、書面で行うことになっています。

 

⇒参考「特定商取引法ガイド」消費者庁

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