7月下旬に、(独)農畜産業振興機構様主催の現地意見交換会に参加してきました。消費者代表として、(一社)全国消費者団体連絡会、主婦連合会、全国地域婦人団体連絡協議会等の方々ともご一緒させていただきました。(NACSからは、三名の参加です。)

テーマとして、「子牛の生産現場から見る牛肉の価格 機構の仕事で応援」と掲げられています。近年の牛肉価格高騰の一因は、離農による肉用牛の減少といわれています。そこで、機構が行っている増頭対策について、現場視察・意見交換会を行うことにより、消費者に理解を深めてもらうことを目的としたものでした。

午前中は、群馬県伊勢崎市の牧場見学から始まりました。畜産農家としては、50~60頭飼育していれば経営は成り立つ見通しとのことでした。牛舎では、牛がお行儀よく過ごしており、飼料を食んでいる目は穏やかで可愛らしいものでした。また、生後4日目の子牛が、母牛恋しさに側を離れないということで、寄り添いながら睦まじくしている姿はとてもほほえましかったです。午後からは、佐波伊勢崎農業共同組合様にて意見交換会でした。現在、高齢化もあり12~13頭規模の零細経営が多いことも、課題の一つにあげられています。増頭を推進していくには、将来は法人化も視野に入れた安定経営・担い手育成も必要です。繁殖経営では、ブランド和牛だけではなく、国産牛(乳用種、交雑種)にも注力しています。特に、交雑種(代表的なものは、黒毛和種の雄牛×ホルスタイン種の雌牛)による増頭が注目されています。生産時のコスト低減、肉質の向上を目的に交配された品種です。

消費者の購買選択として、牛の生い立ちや価格推移等も考慮し、「サスティナブル消費」を実践していきたいと改めて感じた一日でした。

 

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