消費生活のシンクタンク NACS消費生活研究所

特集記事

  • HOME »
  • 特集記事

特集記事

賛助会員((株)明治さん)とNACS会員のフランクな意見交換の場をもちました

ゼロリスクがないことを事業者はどのように伝えると正確かつわかりやすく消費者に届くのか、また消費者は、どのように説明されると理解しやすく、安全に、安心して食べることができるのかといったことについて、賛助会員である株式会社明治乳業の顧問・小出さんと東日本支部食部会(大道代表をはじめ4名)、消費生活研究所(戸部所長、浅野主任研究員、松島研究員)で意見交換をしました。

 

「あなたは家で牛乳を飲む前に、ちょっと臭いを嗅いだり、口に少し含んで確かめてから飲みますか? それともゴクゴクと飲み始めますか?」

 

意見交換は、こんな問いかけから始まりました。

 

「そういえば、牛乳って、給食では一気にゴクリ!ではなく、噛んで飲むように言われた」・・・ちょっとなつかしいことを思い出しながら対話はすすみます。

 

そして、次のような事例について情報提供をいただき、ふだんの買い物や消費者の勉強会、消費者相談、食品分析の経験、また環境配慮取組や金融商品におけるリスクといった別分野の視点など、堅苦しくなく、暮らしに照らし合わせてみんなで考えました。

 

・牛乳の殺菌条件と安全性の判断基準
・アイスクリームの製造設備で発生する摩耗粉
・アレルギー対応

 

摩耗粉は発生するけれども、健康被害がないように、一定時間毎に、設備に欠けが発生していないか等の点検をし、異常があれば、欠けが混入している可能性がある製品の範囲を特定することができるというバックアップのしくみがあるなど、日ごろ知る機会が少ない製造現場の様子の説明もありました。
消費者としては、「技術的に、あるいは客観的データで大丈夫と言われても、納得いかないこともある。」「理解できるように伝えられないと、風評被害が発生する。」「啓発は継続的に実施するのが良い。」「リスク対応を企業任せにするのではなく、消費者がすべき対応も考える」などの意見が出ました。

 

そして、牛乳は生ものなので、取り扱いを適切にしなければいたんでしまうリスクがあることを一言で、何と言えばよいかという問いかけに対して、いくつかのアイデアも出しました。

 

身近な牛乳やアイスクリームをテーマに、食品のリスクについて、考える良い機会となりました。また、ホームページや商品の表示、ニュースや雑誌などではイメージしにくい内容も、相互に意見交換を交えながら聞くと、なるほど!とか、あれ?と“実感”でき、有意義な時間でした。(2016年2月)

Discussion201602

PAGETOP
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-14 全国婦人会館2F
Copyright © NACS All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.