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臨床検査室の認定制度 (第1話)メタボ健診の検査データ

臨床検査室の認定制度 (第1話)メタボ健診の検査データ

タダシさんは51歳。40歳を過ぎたあたりから、お腹まわりが気になりだしました。30歳で結婚する前の体重と比べると、なんと20キロ以上増えてしまっています。営業なので外食する機会も多く、アルコールや脂質の多い食事を摂ることになりがちです。大学受験を控えた息子と妻を首都圏に残し、半年ほど前に札幌に単身赴任となってからは、特に食生活が不規則になっています。

 

そんな時、1ヵ月前に受診した定期健康診断の結果が届きました。「去年より悪くなってないといいなぁ」と思いながら、タダシさんはおそるおそる封筒を開けてみました。

 

 

なんと、メタボ健診の結果、タダシさんは「特定保健指導が必要」と診断されてしまいました。しかも、「喫煙歴あり」のタダシさんは「積極的支援」に該当しています。

 

「去年も腹囲が85cm以上だったけれど大丈夫だったのに。やっぱり単身赴任が影響しているのかなぁ。」

 

去年のデータと比べて見ると、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が130から150に、中性脂肪が110から150に跳ね上がっています。

 

「いくら食生活が不規則だからといって1年でこんなに違うものかな?ひょっとすると、検査データの方が間違ってる、なんてことはないだろうか。」

 

臨床検査データに疑問を持ったタダシさんは、病院に勤務している高校時代の同級生に臨床検査データが出る仕組みについて訊いてみることにしました。

 

⇒ 次回は「検査データが出るまで」

 

 

<メタボリック健診(メタボ健診)>

 

2008年4月より始まった特定健診・特定保健指導の略称。

40歳~74歳までの公的医療保険加入者全員を健診対象とし、生活習慣を見直すための手段として一定の基準を定め、対象者に対して生活習慣の改善に向けたサポート(特定保健指導)を実施しています。2015年7月現在の診査項目と対象基準は以下の通り。

 

出所:http://www.mhlw.go.jp/seisaku/2009/09/02.html

 

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