本年も東京・大阪にて、11月3日(土曜日・祝日)、4日(日曜日)の2日間に亘り電話による110番を実施致します。

平成30年版消費者白書によると、「不当請求」や「架空請求」を巡る相談は、年々増加しています。例えば、「パソコンやスマホでのワンクリック請求」、「フィッシングメールに誘導された不当請求」、「突然パソコンが、ウイルス被害に遭っているという広告に誘導されて不要なソフトを購入させられた」等、インターネット関連の不当な請求に絡む相談事例は後を絶ちません。さらに、「以前に購入した価値のない宅地(原野)への覚えのない管理費請求通知」、「緊急の水道修理を依頼した業者の高額すぎる請求」、などの不当な請求に関する相談事例も多く上がってきています。また、「法務省管轄を名乗り消費料金未納で訴訟を告知する架空請求ハガキ」、「パソコンやスマホでの架空請求メール」など、架空請求に繋がるトラブルも多く発生しています。
ネット関連の不当・架空請求は、新しい手口で次々と発生し、支払い手段も従来のクレジットカードから、コンビニの電子マネーやネット通販サイトのギフトカードなど、匿名性の高い方法に移行し、返金などが難しくなっています。水道や鍵の修理などに関する不当に高額な請求事例は、広告表示の問題でもありますが、消費者が一度支払うと取り戻すことは難しく、特に高齢者に対しての対応策の検討が必要です。「架空請求ハガキ」では、何千万円もの被害に遭った相談事例も報告されており、法務省管轄を名乗り郵便ハガキを使う手口が常習であることから、こうした関係機関での解決へ向けた真摯な取り組みが求められます。
「NACSなんでも110番」では、こうした相談情報を多くの消費者から聞き取り、現在の法規制の不備等、関係諸機関に情報提供及び提言をしていきたいと思います。また、消費者に対しての教育の重要性に鑑み、今後のNACSにおける消費者教育の教材作成や講座の情報としても、活用してまいりたいと思っています。一人でも多くの消費者の声を110番にお寄せいただきたく、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

実施概要

日時 :平成30年11月3日(土)、4日(日)午前10時~午後4時
電話 :

東京相談室 03-3400-1103(FAX 03-6434-1161)

大阪相談室 06-4790-8110

相談対応者 :(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)会員
後援(9月9日現在) :

一般社団法人 全国消費者団体連絡会