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08. パソコンの警告音で画面の番号に架電し詐欺にあった

08. パソコンの警告音で画面の番号に架電し詐欺にあった

相談概要

3日前、パソコンを使用していたら、「ウイルスに乗っ取られた」という内容のメッセージ画面が出て、警告音が鳴った。慌てて画面に記載されていた番号に電話をかけた。ウイルスソフトを入れていると話したが、「そのウイルスソフトが弱いので、すぐに対策した方がよい」と言われたため、7万5000円をクレジットカードで支払い、遠隔操作をされ警告音は鳴りやんだ。知人にも相談したら「詐欺だ」と言われたため、カードを解約した。今後どうしたらよいか。(50代 女性)

 

 アドバイス

  • 「特定商取引法」では、この事例のような電話で役務等の勧誘を受けた場合は、電話勧誘販売として規制し、法定書面の交付を義務づけています。この法定書面が交付されていない場合は、今からでもクーリング・オフを主張することができます。
  • 事業者が海外の事業者であり、英語での解約文の書き方が分からない場合は、CCJ(越境消費者センター)へ相談する方法があります。なお、クレジットカード番号を伝えた場合は、悪用を防止するためクレジットカード番号を変更した方がよいでしょう。
  • 事業者に対して、クーリング・オフを主張し、返金を求めるメールを送信することと、クレジットカード会社にも加盟店調査を依頼するよう連絡し、合わせて居住地の消費生活センターにも相談することが必要です。
  • パソコンから当該ソフトを削除する方法等は、メーカーのカスタマーセンターに相談するとよいでしょう。

 

一口メモ

*パソコンの偽警告に関する相談事例

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のHPには、平成28年から「パソコンの偽警告に関する相談事例」を掲載しています。IPAは「警告画面はウイルス感染の有無に関わらず表示されるので、ウイルス感染の有無は、自身のセキュリティソフトで確認を行ってください」とし、遠隔操作の結果については「パソコン内の情報が流出した可能性は否定できないが、これまでに寄せられた相談では『パソコン内の情報窃取』『ウイルス感染』といった二次被害は確認していません」としています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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