環境情報 9原則をもとにした
「環境ラベル」と「環境報告書」のチェックポイント

<2006年版>


チェックポイント


グリーンコンシューマーが望む環境情報 9原則 環境ラベルのチェックポイント 環境報告書のチェックポイント
環境情報の存在をチェック 環境ラベルがある 環境報告書を出している
こんな内容を知りたい @持続可能な社会を目指した企業活動が見えること   目指すべき持続可能な社会と自らの事業活動との関わりを地球規模でとらえ、 取組みの視点や範囲をひろげようとしている
A重要な情報を伝えていること 原材料を調達し製造するまでの環境に関する情報がある
商品を使用するときの環境に関する情報がある
リサイクルや廃棄など使用後の環境に関する情報がある
事業活動の全体像を明らかにし、事業活動が環境に及ぼす影響や負荷などを正しくとらえ削減しようとしている
製品・サービスの環境負荷情報をもとに、大きな環境負荷を削減しようとしている
社会との関わり、社会における自らの役割や責任などを認識し明らかにしている
B社会的関心を反映していること 有害物質など社会的に関心の高いことがらに関する情報がある
良いことばかりでなく、不都合なことがらについても情報提供している
有害物質など消費者にとって気になる事柄について説明している
自ら設定した目標の達成・未達成の状況について開示している
事故や不祥事に関する情報を誠実に開示し、再発防止策を明確にしている
社員教育の対象や内容を紹介している
こんな表現を望む Cわかりやすいこと 環境ラベルをすぐに見つけることができる ステークホルダー別に構成するなど、様々な読み手の視点に立った内容が用意されている
D比較できること 同じような品質や機能のものと比較できる環境情報がある 環境情報が具体的、定量的に把握されていて、経年比較や他社比較などができる
E具体的な表現であること 環境に関する情報が具体的である 環境イメージを伝える報告書でなく実態に則した情報開示の姿勢がみられる
こんな姿勢を期待する F確認できること 環境に関する情報が検証されている 環境に配慮した商品購入のために、環境ラベルなどの情報を提供している
WEBサイトでも環境情報を公開している
G消費者との対話の体制があること 問合せ先がある ステークホルダーミーティングなどを開催している
消費者やNGOなどの第三者意見を聞いている
消費者の声を聞くお客様相談室やその声を社内に反映させる仕組みがある
H消費者の意見が反映されていること   消費者からどのような意見が寄せられ、どのように反映しているかがわかる

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