消費者が望む環境ラベル10原則

<2000年版 Ver.1>


 大量消費型から資源循環型へと社会は大きく変容しつつあります。製品やサービスを選ぶときに品質・デザインが良くて安いというだけではなく、環境配慮という視点も持って購入したいと思うグリーンコンシューマーが増えています。

 製品や広告の表示はモノやサービスを選ぶ時の大きな決め手ですが、その内容 は、環境というモノサシを持つ消費者にとって十分な手がかりとはなっていな いのが現状です。

 そこで、消費者と企業をつなぐのは情報であるという点に注目し、NACS環 境特別委員会では環境ラベルのあり方について議論を重ねてきました。今回、これらの議論をふまえて「消費者が望む環境ラベル10原則」をまとめるに至りました。

● 原則 1

● 原則 2

● 原則 3

● 原則 4

● 原則 5


● 原則 6

● 原則 7

● 原則 8

● 原則 9


● 原則 10

十分な量の情報があること

わかりやすいこと

具体的な表現であること

トータルな表現であること

比較できること


信頼できること

社会のニーズを反映していること

検証されていること

「消費者の知る権利」に対応していること


「消費者の意見をいう権利」が確保されていること


【注意】
1)

各原則は異なる視点でまとめていますので、原則同士がトレードオフになっていたり、重複している場合があります。
2) この2000年版環境ラベル10原則は、まだ十分検討しつくしていない内容も含まれています。今後、さらに各方面のご意見等をいただいて、2002年を目標に改訂版としてまとめる予定です。ぜひご意見等をいただければ幸いです。



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