10月31日(火)中部電力㈱川越火力発電所の見学会&学習会を開催しました。
この見学会は、賛助会員である中部電力(株)様のご厚意により、当支部の要望にお応えいただき開催させて頂きました。当日は、台風22号が通過した後の秋晴れの好天となり、参加者10名が名古屋駅に集まりました。見学会は10時半の集合から午後5時に、名古屋駅で解散するまで、バスでの移動となり、ほぼ一日がかりとなりました。

“なばなの里”での昼食会のあと、午後1時から火力発電所の見学が始まりました。火力発電所のあらまし・しくみなどの説明を受けてから、実際に発電所内をまわり、各施設の解説を受けながら見学しました。出力合計約480万kWで、中部電力では最大の出力をほこる世界最大級の火力発電所であり、コミュニティ施設も多く設置され、緑あふれた環境と地域に親しまれ信頼されることを目指した発電所でした。また、敷地面積約108万㎡で、名古屋ドーム22個分の広さがある巨大発電所の全体見学は、バスでの移動見学となりました。専用埠頭には、LNGタンカーも停泊中でした。

LNG火力発電所の施設見学後、『電力とガスの小売自由化について』の学習会を開いて頂きました。中部電力(株)のご担当者様より、小売自由化について、電力とガスに分けて説明を受けました。特に本年春から始まったガスの小売りについて、電力との違い等詳しい話をお聞きしました。参加者からは、多くの質問もあり、活発な質疑応答で学習会は終了しました。時間が足らない程の、有意義な見学会となりました。

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事業委員会 西田敏明