商品(製品やサービス)の環境に関する情報を製品や、パッケージ、広告などを通じて、消費者に伝えるものを環境ラベルといいます。環境ラベルは法律で義務付けられたものではなく、環境志向の消費者と市場メカニズムとのバランスから企業が任意に付けているものです。 したがって消費者が商品を選択する際に品質やデザイン、価格などとともに環境の情報も必須情報として環境ラベルを位置づけることで、市場には今までとは違う力が働き、企業活動や社会を環境配慮型に変えるという大きな力となります。 現在、環境ラベルは国際規格で一般原則<ISO14020(JIS Q 14020)>と3つのタイプを基準化しています。 |
● 環境ラベルの国際規格 − 3つの分類 − |
ISO(国際標準化機構)には環境ラベルの規格があります。ISO14020番台シリーズといわれています。日本では、ISO14020の「一般原則」を1999年7月に、ISO14021、ISO14024の規格は2000年8月に、ISO14025は2008年6月に、JIS (日本工業規格)に制定しています。 ISO(JIS)のこれら規格では、環境ラベルを3つのタイプに分けています。 |
タイプ | 主な特徴 | |
提供したデータなどの情報を第三者機関が認証 | タイプI (JIS Q 14024) (ISO 14024) |
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タイプIII (JIS Q 14025) (ISO 14025) |
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認証の必要がない自己宣言 | タイプII (JIS Q 14021) (ISO 14021) |
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以下の項目から、更に詳しい内容をご覧下さい。 |
・ ISOの環境ラベルの一般原則 |
・ 環境ラベルの3つのタイプ(タイプI、タイプII、タイプIII) |
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