消費生活アドバイザー島根の会は、現在20名ほどで活動しています。消費生活センターの相談員や行政職員のほか、企業社員、地方議会議員、大学教員や寺院住職などメンバーの背景は多彩。県の消費生活審議会や複数の市の消費者教育推進地域協議会に関わる人たちもいて、専門家の立場で地域の消費者問題解決力の向上に努めているところです。
島根県は東西に長く、平野部・中山間地・離島とバラエティに富んだ地域です。もともと古代神話の舞台で各地に様々な神話伝承が残されていますが、明治時代に英語教師として松江に赴任した小泉八雲ことラフカディオ・ハーンがこの地の人・風土・文物を愛し、英語文学作品で諸外国に紹介したことから、更に豊かな詩情をはらむこととなりました。
今年の活動として、久しぶりに合宿をする案も出ています。県が進めようとしている消費者団体ネットワーク化に対し、会としてどのように臨むのか。まずはみんなでじっくり話し合おうと考えています。
（島根 福頼 尚志）
