山形分科会の活動について

誰かが誰かの見守りを!

 平成23年より3年間は、庄内地方の行政書士が結成したNPO法人「ライフサポート庄内」にNACS山形分科会の会員も講師登録し、消費者被害防止と啓発活動を行ってきました。
 平成25年度には、この「ライフサポート庄内」の活動を引き継ぎ、「山形消費生活アドパイザ一の会」を結成し、山形県NPO活動促進事業「やまがた社会貢献基金」に応募することにしました。県の事業を受託するには県内の事務所、責任者や会計を明確にする必要があり、NACSの分科会では受託が困難であったことが結成の理由です。県内で土 •日•祭日、夜に消費者被害防止の講師活動を行っている組織は少なく、そこを一つのセールスポイントとしました。
 平成26年度は自前でパンフレットを作成、「誰かが誰かの見守り隊になってもらう」という趣旨で県内4地域の消費生活センターに案内チラシを配付し、土 •日•祭日の出前講座を地域の自治会や婦人会を対象に、県内20か所、406名に実施しました。
 平成27年度は消費者庁の消費者行政椎進事業(先駆的プログラム)に応募し事業を受託しました。啓発は県の消費生活センターからの団体の紹介、事業組織にはDMを送付し案内しました。事業組織へは企業のCSRや顧客への見守りについて紹介し、地域•事業組織合計で18か所、792名に出前講座を実施。消費者市民社会の概念普及のために「消費者市民社会と私たちのくらし」という講演会も実施しました。
 平成28年度は再び「やまがた社会貢献基金」に応募し事業を受託。土•日•祭日を中心に県民や福祉団体などへの啓発活動を進める予定です。会員は現在、相談員3名、会社員6名、自営1名、主婦4名。

山形分科会代表 佐々木勝敏

※NACS本部通信223号 2016秋「支部だより」への寄稿文です。本部・広報委員会のご了解を得て転載しております。

NACS東北支部の分科会活動の紹介ページをご覧下さい。

NACS東北支部HP http://www.nacs.or.jp/touhoku/index.html