NACS東北支部では「認知症を学び地域で支えよう!」をテーマに、2月16日(土)市民活動サポートセンターにて、公開講座「仙台市認知症サポーター養成講座」を開催いたしました(一般の方15名、会員11名、計26名が参加)。
講師には、仙台市認知症介護指導者・認知症対応型共同生活介護やぎあん管理者の猪又聡さまをお迎えしました。
認知症の中核症状、心理症状とその支援、診断と治療、認知症の予防についての考え方、認知症の人と接する時の心構えについて、ご自身の豊かな経験をもとに、わかりやすくご講義いただきました。最後にご紹介いただいた「認知症の人とそのご家族の心情と見守り」を描いた紙芝居は印象的でした。
「認知症サポーターは、何か特別なことをする人ではない。認知症を正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守ってほしい。」とのこと。そして「認知症の人と接するときは、その視界に入って、しっかり目線を合わせて、優しい口調で話しかけることが大切。」とのことでした。
ご講義後の質疑応答も活発で、参加者の関心の高さが感じられました。
*現在、全国で「認知症サポーターキャラバン」が展開されています。認知症を理解し、認知症の人や家族を見守る「認知症サポーター」を一人でも増やし、安心して暮らせるまちをみんなでつくっていくことを目指しています。