福島GAPの公平性委員に遠藤さんが委嘱されました

*福島県では震災以前からGAPを推進していましたが、震災後、更に放射性物質を最優先危害要因として管理し、安全性の確保と信頼性向上に取組んでいます。
*昨年7月に、風評被害に対してだけでなく高品質をと安全性を保証する認証制度として福島版GAP制度(FGAP)が発足しました。
*今回、認証品及び制度の公平性を第三者の立場で評価する公平性委員会が設立され、消費者側代表として福島分科会代表遠藤さんが選任されました。
*NACSでは食品の安全性を確保する品質管理手法のHACCPと農産物の生産工程管理手法のGAPについては、食の安全、農業振興の観点から推進しております。

【2018年4月26日発行の福島民友新聞に委嘱式の記事が掲載されました】

新聞記事紹介

消費生活アドバイザー制度普及消費者啓発セミナー「企業の倫理的取組みとエシカル(倫理)通信簿」のご案内

~私たちの買物で、地域社会&地球が変わる~
ピコ太郎さんが、国連本部で「SDGs(持続可能な開発目標)」を広めるPPAPの替歌を披露して話題となりました。その一つ「つくる責任、つかう責任」は、企業と消費者に求められた目標です。
今回、「企業倫理とCSR」と「エシカル(倫理)消費=人と社会、地球環境のことを考慮して作られたモノを選び、購買する、持続可能な消費」をテーマとした皆さまと共に考える消費者啓発セミナーを開催いたします。
皆さま、お誘い合わせてのお気軽な参加をご案内いたします。

開催日:平成30年2月17日(土)時間 14:30~16:45<開場14:15>
会 場: 仙台市市民活動サポートセンター< 4F 研修室5>
案内チラシ裏面をご覧ください
定 員: 30名(先着順)
受講料: 無料

講演1「企業としてのCSRとエシカル消費について」
アイリスオーヤマ株式会社品質管理部  大西 二郎 氏
講演2「エシカル消費と通信簿」& ワークショップ
消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク
福島県消費者団体連絡協議会 事務局長      田崎 由子 氏

申込方法下記の宛先に①、②、③をご記入の上、お申込み下さい。
※①2/17NACSセミナー参加、②ご氏名 、③電話番号
宛先Eメール:touhoku-soumu@nacs.or.jp /   Fax:022-268-4042
郵送:〒980-0011 仙台市青葉区一番町4-1-3
(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会東北支部
仙台市市民活動サポートセンター ボックス32番

主催:(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会東北支部
共催:(一財)産業人材研修センター
後援:東北経済産業局、仙台商工会議所、(特非)消費者市民ネットとうほく

消費生活アドバイザー制度普及消費者啓発セミナーチラシ(PDF)

認知症カフェ(白百合カフェ)参加報告

実施校/仙台白百合女子大学・社会福祉法人仙台白百合会共催の認知症カフェ(白百合カフェ)
実施日/2017年3月11日
テーマ/消費生活アドバイザーからのワンポイントアドバイス~高齢期になったら考えておきたいお金のこと~
講師/古川和子《消費生活アドバイザー》

 仙台白百合女子大学で開催されました認知症カフェ(白百合カフェ)に参加してきました。
 白百合カフェは、仙台白百合女子大学が地域貢献と学生たちの教育プログラムの一環として、大学、泉中央地域包括支援センター、高齢者福祉複合施設「カリタスの丘」の3者が連携・協働して企画、立案されました。
 平成29年度の事業として来月4月から毎月1回12回開催され、今回は来年度に向けての試みとして、今回講師をされた古川さんのご学友を通じて古川さんに講師の依頼がありました。
 当日は、地域ご婦人、学校の先生、地域包括センターや施設の運営者、そして学生含め、総勢40名からの参加者があり、古川さんのユーモアたっぷりな講演に笑いが絶えず、また、問いかけにも相槌があり、声がかかり終始大盛況でした。
 地域包括センターの方々からは、今後もNACSに講演を依頼したいと相談を請け、私も古川さんの講演を思い出しながら、熱いうちにと講師の勉強を始めたところです。
 当日の講演内容の詳細や感想、そして、写真のご提供は、リレー報告として講師の古川さんにお願いしたいと思います。

東北支部支部長 大西二郎

NACS東北支部では、小中高校生のほか専門学校生・大学生や父兄を対象とした出前講座を行っております。
過去の講座は、学校教育事業をご覧ください。

NACS東北支部HP http://www.nacs.or.jp/touhoku/index.html

学校教育事業報告(福島)

実施校/猪苗代町立千里小学校
実施日/2017年2月13日
テーマ/小学生とその親に知ってほしいネットトラブル
講師/遠藤みよ子《消費生活アドバイザー》

 講座のねらいとしては、情報モラルの一環として、児童と保護者が一緒になって学ぶことにより、トラブルの未然防止に役立てること。特に、ゲームなどによる金銭トラブルの具体的事例を基に、子どもが注意するべき点と保護者が講じるべき対策などを知っていただく。また、LINEなどのSNSでの個人情報に関することや書き込みによるトラブル防止のためのインターネット上のマナーを学んでいただくことです。
 パワーポイントのアニメーション等を取り入れ、子どもの視覚に訴えることにより、飽きさせない工夫をしました。
 自分専用の端末を所持していなくても、家庭用ゲーム機や親のスマホでインターネットをしている児童が多く、子供にせがまれるまま買い与えている親も多いです。与える前に親と子がネットの危険性を知り、対策のひとつとして家庭のルールが必要であることを伝えました。また、個人情報が拡散してしまうと事実上取り戻すことはできないことを認識するために、安易な投稿が深刻なトラブルになってしまった事例を挙げて説明し「やってはいけない事」を訴えました。架空請求やワンクリック請求の手口を紹介したことにより、親にとっても未然防止に役立ったと思います。最後に、ある特定のゲームで一位を保持している児童が、ネットに潜む危険性を何も知らずに使っていたという感想を話してくれたことは、講座の意義があったと感じました。

NACS東北支部では、小中高校生のほか専門学校生や父兄を対象とした出前講座を行っております。
過去の講座は、学校教育事業をご覧ください。

NACS東北支部HP http://www.nacs.or.jp/touhoku/index.html