実施校/青森市立浪岡北小学校 4年生
実施日/2016年11月22日
テーマ/地球温暖化とわたしたちのくらし
講師/加藤徳子《消費生活アドバイザー》
社会科で、ごみ処理場や浄水場のことなど身近な暮らしについて学ぶ4年生に、環境問題として最も深刻である地球温暖化問題を自分たちの身近な問題としてとらえてもらうための授業です。
授業の進め方は、最初に東奥日報の新聞記事を読みあげ、これから始める授業についての簡単な説明をします。
次に、今年の異常気象について写真で紹介した後、地球温暖化が進む2100年までの予測映像を見せます。地球温高の進む予測映像は、子どもたちが興味を持ちます。
その後、なぜ異常気象が起きるのか、地球温暖化になるまでの説明をします。地球温暖化を食い止めるため、自分たちの生活をどのように改善していけばよいか、具体例を挙げて紹介します。
最後に、その地球温暖化を防止するための身近な取り組みを知るために、2つの家の違いについての違い探しを子供たちにしてもらいます。なかなかかけない子もいますが、2つの家を見比べることで、その中にヒントがたくさんありますから、みんな楽しんで発表してくれます。それぞれの着眼点が違っていて興味深いです。それだけ身近なこととしてとらえてもらえたということだと思います。
まとめとして、自分たちのくらしを見つめなおしてもらうように、自分たちにもできる省エネやエコ活動を紹介しました。
子供たちに書いてもらった感想には、みんな「省エネ」を自分たちでもできることだと感じてくれていました。地球温暖化はよくないこと、そのためには省エネやエコ活動が大事だということをほぼ全員が感じてくれたと思います。
NACS東北支部では、小中高校生のほか専門学校生や父兄を対象とした出前講座を行っております。
過去の講座は、学校教育事業をご覧ください。
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