nacs 公益社団法人 日本消費生活アドバイザーコンサルタント・相談員協会

TOPICS

サステナビリティ

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NACSは、持続可能な社会の構築に向けて、消費者自らがライフスタイルを見直し、消費行動を変えることができるたようになるためには、消費者と事業者の双方に積極的に働きかけることが大切と考え、調査研究、政策提言、教材開発、講師派遣、人材育成等、多様な活動を展開してきました。

サステナビリティが世界共通の目標となり、エシカル消費の重要性が広く認識されつつある今、企業や行政との連携を一層強め、人と自然に配慮されたモノとサービスがあたりまえになる社会をつくっていきたいと考えています。

あゆみ

私たちの暮らしはすべて世界につながっている~商品の一生を知ろう

NACSでは1990年代後半から環境問題に関心を持つメンバーが集まり、グリーンコンシューマー運動などに参画。1999年には環境特別委員会(現・環境委員会)を設置し、LCA(ライフサイクルアセスメント)や環境ラベルをテーマに調査研究と普及活動を開始しました。LCAをふまえた商品選択を啓発するツールとして2010年には『私たちの暮らしはすべて世界につながっている~商品の一生を知ろう』を発行。各地で講演やワークショップを実施してきています。

また、環境やエネルギーに関する国の審議会の委員も務め、政策形成に消費者の視点から意見をインプットしています。

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はじめよう!あなたから 地球のためのエシカルライフ

2010年頃からは、消費者教育委員会が学校出前授業で環境講座を開始。2015年には小中学校向けテキスト「はじめよう!あなたから 地球のためのエシカルライフ」を開発。テキストとCDRを学校に配布し、全国の支部と連携し、講師派遣事業を各地に広げていきました。

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近年の取り組み

食品ロス削減推進サポーター

2019年からは食生活委員会が食品ロスをテーマに活動を開始。独自のアンケート調査に基づく提言活動が認められ、2021年には消費者庁が進める「食品ロス削減推進サポーター」の推進団体になると共に、消費者庁が発行するテキスト制作にも参画しました。2023年現在、約100名のサポーターが全国で活躍しています。全国の支部がご当地の食ロス削減の取組みを紹介する動画はNACSのYouTubeチャンネルでご覧いただけます。

持続可能な社会を目指して くらしをよくするヒント集

全国の学校や会員からエシカル消費に関する講座の要望が増えてきたことに応え、2021年には、エシカル消費に関する教材開発と講師の育成を行うべく「エシカル消費啓発リーダープロジェクトチーム」を発足。西日本支部では中学生以上を対象としたテキスト『持続可能な社会を目指して くらしをよくするヒント集』を発行。

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Let’sエンジョイエシカルライフ

東日本支部では参加型ワークショップ教材『Let’sエンジョイエシカルライフ』を出前講座などに活用しています。

また2022年には、企業等の持続可能な社会形成に向けた取組みをヒアリングし、消費者や他の事業者様などに知っていただく、そんなリエゾンの役割を果たすべく、「リレーインタビュー~持続可能な社会に向けて~」を始めています。